
外壁(窯業系サイディングボード)、屋根(5%アルミ溶融亜鉛メッキ鋼板)の施工例です。
|

ペーパー掛け |
|
下地調整1
足場を設置して外壁の浮き、釘浮き、ソリを金槌で直し
屋根の雪止めやバルコニーのスノコ板もはずします。
※外壁のボードや、屋根自体の傷みが激しい場合は 部分交換になります。
|
|
|
|

高圧水洗浄 |
|
下地調整2
外壁は、高圧水洗浄機(150kgf/u)を使って傷んで粉っぽくなった塗膜と汚れを落とし、屋根は全面をペーパー掛けしてから高圧水洗浄機で汚れや錆を洗い流します。
※下地調整は、塗り替え工事の6割を占める作業です。 どんなに良い塗料を使用しても下地作りが悪いとハガレや、錆が発生してきますので入念に行ないます。 |
|
|
|

コーキング |
|
コーキング打替え
既存の古いコーキング材を撤去し、新しく打ち替えします。
※外壁のコーキング材は家の動きを緩和して、外壁に割れやソリ、雨水が入らないようにしている大切な部分です。
年数が経過したコーキング材は、硬くなり緩和する性能が低下してきます。また、表面に汚れが付着していて塗料の付きが悪いため、全て打替えします。 |
|
|
|

材料調合 |
|
下塗り、仕上材の調合
ハカリと、撹拌機を使って塗料を調合します。
※塗料は、主剤や硬化剤の比率、シンナーの希釈量が塗料メーカーにより決められていますので、塗料本来の性能を引きだすため必ずハカリを使用して正確に調合します。 |
|
|
|

シーラー塗り |
|
外壁の下塗り 弱溶剤2成分型エポキシシーラー
窓などの養生をしてシーラーを塗ります。 1uの塗料使用量は(0.15kg/u)です。
※下塗材は、仕上材の付着性の向上や、サイディングボードの補強の目的で塗装するため浸透性の高い塗料を使用します。
|
|
|
|

仕上材 / 2回塗り |
|
外壁の仕上げ 弱溶剤2成分型ウレタン塗料
シーラーの硬化を確認してから、仕上材 を
2回塗ります。 1uの塗料使用量は(0.3kg/u)です。
※この塗料は、主剤と硬化剤を混合して使用する材料で分子構造が緻密になり強い塗膜ができ、汚れづらい特長があります。 |
|
|
|

防錆処理 |
|
屋根の下塗り
弱溶剤2成分型エポキシ錆止め塗料
赤錆の発生箇所を補修塗りしてから、更に全面に錆止め塗料を塗り二重の防錆処理を行います。
1uの塗料使用量は(0.15〜0.25kg/u)です。
※苫小牧近郊は、塩害が強く錆やすいため錆が発生した部分は、仕上材を含め4回塗りします。 |
|
|
|

仕上材 / 2回塗り |
|
屋根の仕上げ 弱溶剤2成分型シリコン塗料
錆止め塗料硬化後、仕上材 を 2回塗ります。 1uの塗料使用量は(0.3kg/u)です。
※屋根は、外壁と違い、紫外線、雨、雪などの影響を直接うける場所で、塗料の傷みが早いので耐候性の高い塗料で塗装します。 |
|
|
|

仕上材 / 2回塗り |
|
軒下の仕上げ NAD型特殊アクリル塗料
ボードの継目、釘頭をパテ処理してから仕上材 を
2回塗ります。 1uの塗料使用量は(0.25kg/u)です。
※軒下は、紫外線や雨の影響をうけないので下塗材が要らない塗料で2回塗りで仕上げます。 |
|
|
|

仕上材 / 2回塗り |
|
基礎の仕上げ 特殊ウレタン塗料
浸透性エポキシシーラー塗装後、仕上材 を
2回塗ります。 1uの塗料使用量は(0.4kg/u)です。
※基礎は、冬の間、雪や氷が直接触れる場所ですので、防水性の高い塗料で仕上げます。 |
|
|
|

完成 |
|
完成
細かい部分の補修塗りや清掃をして外した物を取り付け、足場材を撤去して完成です。 |